酒井崇全 「白磁+」


日頃から何かとお世話になっている、白磁作家の酒井崇全(さかい・たかまさ)先生。
ほぼ毎年、名古屋市ノリタケの森で個展をされています。


今年は「白磁+(はくじプラス)」と題し、白磁のお面「ジキメン」や花器を中心としたコレクション。

日常の中で、どのように使えるかのヒントとなるよう、花をいけました。



酒井先生は「ジキメン」の他にも、「ぴーちシリーズ」「オキナワフォルム」など、白磁の可能性として様々なシリーズを展開されています。

「オキナワフォルム」渡名喜瓶には、クレマチス(ベルテッセン)を。



6月の一週間という会期、花は到底持ちません。

後半はシマフトイとタケシマユリ。



同じく「オキナワフォルム」より、嘉瓶。

アジサイとアイビーで爽やかに。



後半はウツギとテマリソウで食卓やリビングでの花を想定して。



白磁花入「鴻」
特徴のあるフォルムですが、本当にいけやすい花器です。
表と裏で表面の質感が異なっていて、使い分けても面白いと思います。

ピンクッション・スモークツリー・テマリソウで、サラリと。



「ぴーちシリーズ」カラフェ。
カラフェですが花器としても使えます。
白磁はどんな色でも合わせやすく、どんな質感の花でも相性がいいです。

敢えて質感の似たアンスリウムを合わせてみたら、思ってた以上にしっくりきました。
ナナカマドも爽やかです。



新作「がま口」
正直言って、どんな花が合うんだ!?と思いました(笑)

がま口 → お金 → お金持ち → クロガネモチ

…ちょっと安直でした。


こちらも新作「金棒」
この花器を使うのってどんな時期だろう?
やっぱり節分かな?
ということで、アジサイで鬼の頭を、カスミソウで豆をイメージ、ヒイラギを添えて。
置花入にするよりも、掛花の方が面白いかもしれませんね。



ここに掲載した花器は、全て酒井先生から購入することができます。
酒井崇全オフィシャルサイトで、直接ご本人へご連絡ください。