いよいよ社中展が目前に

今回のみどころ

2013年の第1回社中展以来、約1年半に一度開催してきた、いっすい花教室社中展も第4回を迎えます。

過去の社中展では「春爛漫」や「歌は流れる」などの大テーマに沿って、「卒業」「愛燦燦」など、お弟子それぞれが個人テーマを設けて制作していました。

10月13日(土)・14日(日)の2日間にわたって開催する今回の社中展は、大テーマを「第一景 竹取物語」「第二景 伝統と現代の花」としました。

 

第一景は、「かぐや姫の誕生」「五人の公達」「月からの使者」などの8作品。

元老舗料亭の建物全体を使い、会場との調和や、竹取物語の世界観など、すべてが一つの流れになるように作品を構成します。

個々の作品は、所謂「いけばな」のイメージとは少し違うと感じられるかもしれません。

いけばなの美の基本、テクニックや表現方法などを踏まえ、花を使って物語を表現する作品群となります。

 

また第二景では、普段お稽古している、壺にいける投入花や、水盤を用いる盛花など、いけばなの基本形をメインに構成します。

この他、中学2年で入門以来お稽古を続け、来春には花の専門学校に入学が決まっている男子高校生が初の大作に挑んだり、アーティフィシャルフラワー(造花)や、プリザーブドフラワーを使った現代的な作品など、8名が11作品を展示します。

 

主宰・奥谷一翠の他、男性2名、女性6名の、計9名という小さな花教室ですが、第一景、第二景、呈茶席の小作品を含め、合計23作品を展示します。

 

また11月3日(土)には、「いけばなエッセンスを活かした 和モダンアレンジ」と題し、ワークショップを同じ会場で開催します。

どうぞお楽しみに!

 

いよいよ稽古場が雑然としてきました(笑)