近藤喜文展

ジブリを支えたと言われる、アニメーター、近藤喜文氏。


ドライブがてら、三重県立総合博物館に行ってきました。
もう夏も終わりだというのに、ジブリの映画に出てきそうな、真っ青な空に積乱雲。

何度見ても赤面する「耳をすませば」は、氏の監督作品


鉛筆でこんな生き生きとした線が出せるなんて!!
キャラクター設定の人物の表情はもちろんのこと、イメージボードの背景に描かれた植物の、その緻密な描写に時を忘れて見入ってしまいました。

ゼロから生み出す仕事。
さらにはそれはいつ中止になってしまうかわからない仕事。
途方もなく根気が必要な仕事です。

「ジブリ作品で何が好き?」と問われれば、僕は間違いなく「魔女の宅急便」と答えます。
それは大げさに聞こえるかもしれませんが、僕の人生を決定づけた作品です。

そして密かに好きな「おもひでぽろぽろ」
大人のジブリといってしまうと陳腐ですよね。
でもあの表情の、特にほうれい線、とてもリアル。

この仕事を、氏は今の僕と同じくらいの歳でやっていたのだと思うと、自分は一体何ができているのかと、自問自答してしまいます。

若干暗い気持ちになったまま、特別展から常設展へ。


お伊勢参りで出された本膳を再現したものがあったり…


三重の山々に自生するツツジの紹介があったり、博物館って妙にワクワクする空間ですよね。

おまけ


そりゃぁさ、三重といえば伊勢うどんでしょう!

さらにおまけ


サービスエリアに行くと、どうしてこういう買い食いをしてしまうんでしょうかね?