歯痛、その後


シャレにならない痛さにのたうちまわって、駆け込んだ歯科医院。


「あー、こりゃ痛いわ」
「これか?ほれほれ、ここが痛い?」
「神経を取ろうか」

そしてなんの予告もなく麻酔をブスーっ!

痛ってぇぇぇぇ!!!
麻酔をするなら言ってくれよぅ!
どうせ痛いのは変わらないけれど、心構えが違うってもんです。

…もう次の稽古でミッチリしごいてやるからなぁ!!

などと、あんぐり口を開けた、非常に間抜けな顔をしたまま「ぐぬぬ…」と思っていたわけですが、考えてみりゃそこまで放っておいた自分が何よりも誰よりも悪いわけで。
懸命に治療を施している歯科医の先生にとっては、とんだトバッチリです。

全身硬直のまま治療が終わり、待合室でグッタリしていてふと気づくと歯の痛みは嘘のようになくなってるではありませんか。
まぁ、麻酔がまだ効いているせいもあるんでしょうが、花笠音頭は見事に消え去っています。

神経取って文字通り無神経な私。
それでも心の中で散々罵ったことを深く深く反省しつつ、次の予約を入れてきました。

しばらく自分の身体のメンテナンスを怠っていましたから、これを機会にもう少し自分を労ろうと思っています。

で、稽古なんですが、ミッチリしごくこともなく、褒めて褒めて伸ばす従来通り(?)のやり方でいくつもりであります。