今回の旅行では、お芝居の他にも「美味しいものをたらふく食べる」もテーマにしていた。



出発の数日前、母が唐突に「新幹線乗る前に、ホームのきしめんが食べたい」と言い出した。ご存知の通り、名古屋駅のホームにはきしめんの店がある。朝のきしめんはだしの香りも芳しく美味しかった。
歌舞伎座ギャラリーを出ると、寿月堂という和カフェがある。薄茶を出す店は数多あるが、ここはお濃茶もメニューにある。せっかくだからとお濃茶を注文したら、目の前で練り上げてくれた。久しぶりのお濃茶、旨味と香りが口いっぱいに広がって、幸せな気分になる。
芝居見物のお供といえば「かべす」(菓子・弁当・寿司)
本当は銀座本店に連れて行きたいが、今回は時間的な制約もあり、久兵衛「監修」のばらちらし。これが本当に美味しい。
他にも色々食べてはいるが、母にも好評だったものをいくつか挙げるとこんな感じになる。
楽しいお芝居に美味しいお弁当。ここは天国か。
ちなみにお芝居がはねたあと、私は母をホテルにおいて(さすがにシングル2部屋にした)いそいそと夜の街に出かけたのは言うまでもない。いい舞台を観たあとはすぐに寝るのが惜しい。
思い出しても美味しいパフェ
さて、帰ってきてからも話題に上るのが、資生堂パーラーのパフェ。予定にはなかったが、母が「せっかくならパフェ食べない?」と食べたパフェの美味しかったこと!

母は洋ナシ、私は亡くなった叔母も好きだったシャインマスカット。このパフェが感動的に美味しかった。
母とシェアしながら、あっという間に平らげてしまったが、はたから見たら老婆と中年男がパフェをシェアしているのだから、なかなかきっつい絵面だったと思う。
別に「あーん」なんてやってるわけではないから、そこまで周囲にご不快な思いをさせてはいないと思うが。
私が30代だったなら、母と二人で旅行、まして資生堂パーラーなんて、さすがに気恥ずかしくて行けなかったと思う。しかし私ももう40代も半ばを過ぎ、この先、どれだけ親孝行ができるのだろうと考えることが多くなった。
そんな風に考えるのは、叔母には孝行らしいこともできず永遠の別れとなってしまった事も影響していると思う。

母一人、子一人で、苦労と心配ばかり掛け続けきた母に、今回の旅でちょっとくらい恩返しができただろうか、帰宅してそんなことを考えながら、東京駅で買った国技館のやきとりをつまみに、晩酌をして締めくくった。
おまけ

「日本橋だし場に行きたい」とリクエストに応え、立ち寄ったにんべんのショップで買ったドレッシング。
野菜が魔法のようにいくらでも食べられるほど美味しい。
あまりに美味しかったので、取り寄せて楽しんでいる。