秋は花関係のイベントが目白押し。
当花教室でも11月頭の花展に向けて、どことなくピリッとした空気が漂っています。(飽くまでも『どことなく』)
トクサをはじめとした秋の花材を水盤にいけたSさん。
特にキクの色味が強く出てますね。
全体の調和をどうとるのか(言い方を変えれば、フォルムを含めてどう折り合いをつけるか)
そこの一工夫をすると、より良い作品になると思います。
すっごく実験的な作品に挑んだTくん。
直線を組み合わせる手法、実はとても緻密な計算が必要です。
現代花とか創作花と言われるものほど、作者の技量が如実に現れることを肝に命じておきましょう。
考え方の方向性はいいと思います。
同じ花材でベーシックな投入れにしたMさん。
トクサ・ヒペリカムと、他の花材とのバランスを慎重に見極めると、より良い作品に仕上がると思います。
幾何学的なフォルムを追究し、長時間取り組んでいたYさん。
「ねぇ、これ今日中に終わる?」
なんて笑っていましたが、本人はその出来にあまり納得していない様子。
これね、もう少しトクサの量があるといいと思います。
面白い作品ですね。