私共の業界は、ご祝儀の世界とも言われ、普段からお祝いをいただいたり、お渡ししたりする機会が多いのです。
そんな姿を間近で見ているお弟子さんから、きちんと勉強したいとの声がありましたので、しっかり勉強する講座を設けました。
水引・熨斗の意味とその起源から始まって、祝儀・不祝儀の違い、御祝・御礼・御香奠・淋見舞・松乃葉に至るまで、実際に書いてみて、さらに正式な出し方、受取り方までをシミュレーション。
花教室では1年半ごとに社中展を催していますが、前回の社中展でも、御祝を古帛紗に包んでくださったお客様も多く、受付係が困惑したというのです。
確かに、普段の生活の中で古帛紗を使うなんてないですからね。
困惑したというのも頷けます。
いろんなパターンの祝儀袋、不祝儀袋を用意して、約2時間みっちり。
あとは場数ですから、習うより慣れろです。